今日は久しぶりのいい天気です。
こんな日は仕事がはかどりそうです。
アンズの剪定も数日で終わりそうです。(楽観的ですが)
アンズは昨年の夏、夏期剪定(かきせんてい)をしましたが、途中からネクタリンの収穫が忙しくなりできなかった場所がありました。夏期剪定をしなかった樹はジャングルのように枝がゴチャゴチャしちゃってます。
果樹では実がなる枝やその枝が生えてる枝は、地面に対して水平より少し上を向いているのが良いとされています。(樹の作り方や栽培方法により異なる事があります)
それらの枝から新しい枝が生えきますが、枝の断面の下部(地面に面した部分)から出る枝より、枝の断面の上部(太陽に面した部分)から出る枝の方が植物ホルモンの関係で強く太くなります。その上部から垂直に出た枝を『徒長枝(とちょうし)』といいます。
特にアンズは収穫時期が早く、活発に光合成をするとき実がないので、他の果樹に比べて作られた養分が徒長枝に流れやすい性質がありますので強く太く長くなります。
夏の頃、強く太く長くなった徒長枝は葉をいっぱい茂らせ、その下の枝に降り注ぐはずの太陽の光をさえぎります。その頃は次の年に咲く花の準備をしている最中なので太陽の光はとても重要です。徒長枝で太陽の光がさえぎられないように夏期剪定をします。
専門的なことになっちゃいました。
写真は夏期剪定しなかった場所なので『剪定前』と『剪定後』ではかなり差がありますね。
天気が良いと気分ノリノリで仕事ができます。
気持ちいいです。